目次
この記事でやること
N-BOX(JF1)の黄ばみ・くすみを、
サンドペーパー:1000→2000→5000 → コンパウンド:極細目(3M)→超微粒子(3M)
の順で整えて、透明感を戻します。
※ここで大事なのは「黄ばみを削る」じゃなく、細かい傷を段階的に消して透明に見える状態へ戻すことです。
用意するもの(最低限)
- サンドペーパー:1000番 / 2000番 / 5000番
- コンパウンド:3M 極細目 / 3M 超微粒子
- マスキングテープ(幅広めが楽)
- 水(霧吹き or バケツ)+中性洗剤ちょい(滑りを良くする)
- マイクロファイバークロス数枚
- ゴム手袋(地味に必須)
- (あると楽)スポンジパッド、電動ポリッシャー(手磨きでもOK)
作業前の注意(失敗しないためのルール)
- 乾研ぎNG(基本は水研ぎ):熱でレンズが荒れたりムラになります
- 端(角)を攻めすぎない:角は削れやすく、歪み・白濁になりやすい
- マスキングは必ず:塗装を削ったら目立ちます
- 仕上げ後はUV対策が理想:黄ばみはまた出ます(最後に対策案も書きます)
施工手順
STEP
施工前の状態確認
やること
- ヘッドライトを水洗い → 乾拭き
- 黄ばみの範囲(上部が強いことが多い)をチェック

STEP
マスキング(養生)
なぜやる?
ペーパーがボディ側に当たると、塗装が一発で傷になります。時短どころか高くつきます。
やること
- ヘッドライト周りのボディ・バンパー・ゴムモールをしっかり覆う
- テープは2重が安心
STEP
水研ぎ:1000番
役割:黄ばみ(劣化層)を落とす基礎工事
やること
- 水をしっかりかけながら、一定方向に研ぐ(例:横方向)
- 研ぎ汁が黄色〜白っぽく出たら劣化層が削れてるサイン
- 表面が均一な“曇り”になればOK(透明にしようとしない)
判断基準(ここ超大事)
- 黄ばみの濃淡が残っている=まだムラ
- 全体が同じ曇り=次へ進んでOK

STEP
水研ぎ:2000番
役割:1000番の粗い傷を細くする工程
やること
- 研ぐ方向を変える(例:1000番が横なら、2000番は縦)
- 1000番の傷(スジ)が消えていくまで進める
判断基準
- 近くで見て、粗いスジが残っていない
- 触ってザラつきが減っている

STEP
水研ぎ:5000番
役割:コンパウンドで透明に戻せる下地にする最終研磨
やること
- ここも水を切らさず、軽めの圧で均一に
- 表面の曇りが「細かい曇り」に変わってくる
判断基準
- 2000番のスジがほぼ見えない
- 曇りの粒が細かく、均一

STEP
コンパウンド:極細目(3M)
役割:5000番の細かい曇りを消して、透明感を戻す
やること(手磨き)
- クロスに少量つけて、部分ごとに磨く(20〜30cm四方)
- 乾いてきたら少量追加(付けすぎると逆にムラ)
- しっかり拭き取り → 反射チェック
やること(ポリッシャーがある場合)
- 低速〜中速、熱を持たせない(押し付けすぎない)

STEP
コンパウンド:超微粒子(3M)
役割:仕上げ。クリア感とツヤをもう一段上げる
やること
- 極細目と同じ要領で、軽い圧で磨く
- 最後は乾拭きでピカッと仕上げる

7. 施工後チェック(ビフォーアフター)
←施工前 施工後→


よくある失敗と対策
失敗①:ムラが残る
- 原因:1000番が甘い or 番手を飛ばした
- 対策:一段戻る(2000→1000に戻す判断もアリ)
失敗②:白ボケが取れない
- 原因:粗い傷が残ってる(1000/2000のスジ)
- 対策:2000→5000を丁寧にやり直してからコンパウンド
失敗③:すぐまた黄ばむ
- 原因:表面の保護層が落ちて紫外線で再劣化
- 対策:最後にヘッドライト用コート(市販のUVカット系)を推奨
やるべきこと
- 1000番は「均一な曇り」までしっかり
- 番手ごとに研ぐ方向を変える
- 水を切らさない
- 角は優しく(圧を落とす)
やらなくていいこと
- いきなりコンパウンドだけで勝負(戻りが弱い)
- 番手を飛ばす(時短のつもりが結局やり直し)
- 乾研ぎでゴリゴリ(ムラ・焼けの原因)
