スマートキーの電池切れ、焦らないために
出先でスマートキーが反応しない…そんな経験はありませんか?
今や多くの車がスマートキーやキーレスエントリーを搭載していますが、電池切れはいつでも突然やってきます。
この記事では、主要8メーカーの車種でよく使われている電池の種類と、交換時に役立つ情報をまとめました。
あらかじめ知っておくだけで、出先でも落ち着いて対応できるようになります。
この記事を読むと…
- お持ちの車に使われている電池の種類がすぐわかる
- 「どこで買える?」「何年もつ?」という疑問が解決
- 電池交換で高い費用を払わずに済むようになる
結論から言うと、電池は「CR2032」が主流!
スマートキーやキーレスエントリーキーに使われる電池の多くはボタン電池(コイン型リチウム電池)です。
中でも最もよく使われているのがこの2種類
電池の型番 | 特徴 |
---|---|
CR2032 | 一般的な厚み2.0mmの3Vボタン電池。多くの国産車に使用されている定番 |
CR2025 | やや薄型(厚み2.5mm)の3V電池。コンパクトキーなどに使用されることがある |
【メーカー別】主に使われている電池の種類

















メーカー | 主な電池型番 | 備考 |
---|---|---|
トヨタ(TOYOTA) | CR2032 | 一部旧車種にCR2016やCR2025あり |
ホンダ(HONDA) | CR2032 | 一部車種でCR2025あり(フィットなど) |
スズキ(SUZUKI) | CR2032 | 軽自動車全般で使用率高め |
日産(NISSAN) | CR2025 / CR2032 | 車種によって異なる。ノートやセレナはCR2025が多い |
三菱(MITSUBISHI) | CR2032 | 一部古い車種はCR2025 |
スバル(SUBARU) | CR2032 | レガシィやフォレスターなども同型 |
マツダ(MAZDA) | CR2025 | デミオやアクセラなどは2025が主流 |
ダイハツ(DAIHATSU) | CR2032 | 軽・コンパクト系で多く採用 |
※上記は一例です。正確には車検証や取扱説明書で確認するのがベストです。
なぜ知っておくべき?意外に“高くつく”ケースも
スマートキーの電池交換、ディーラーで依頼すると500円~1,000円以上かかることも。
ですが、自分で交換すれば電池代はたったの100~300円程度。
しかも電池はコンビニや100円ショップ、カー用品店でも手に入ります。
方法 | おおよその費用 |
---|---|
ディーラー依頼 | 500円〜1,500円(工賃込) |
自分で交換 | 約100円〜300円(電池代のみ) |
自分で交換すれば「値下げ交渉」ならぬ“節約効果”があるとも言えます。
交換タイミングの目安は?
スマートキー電池の寿命は約1〜2年と言われています。
ただし、以下のようなサインが出たらすぐ交換しましょう。
- ドアの開閉がうまく反応しない
- エンジンがかかりにくくなる
- メーターに「キーの電池が少ない」と表示される
スマートキーが突然使えなくなった…
ある日曜日、買い物帰りに車に乗ろうとしたら反応なし。
スマートキーの電池が切れていたことに気づかず、炎天下で15分も立ち往生。
その時の学び
- 電池の予備をグローブボックスに入れておけばよかった
- 車の“物理キー”がどこにあるか、あらかじめ確認しておくべきだった
皆さんも“もしも”に備えておくことで、同じような経験を避けられます。
交換方法も簡単です(ざっくり解説)
一般的な手順は次の通りです:
- キーの隠しボタンで“物理キー”を取り出す
- スマートキー本体の溝にコインやマイナスドライバーを差し込み、ケースを開ける
- 電池を取り出して、新しいものに交換
- 元どおりにケースを閉じて終了!
※無理にこじ開けるとカバーが割れたり、防水性が落ちたりすることもあるので注意!
まとめ|「電池1つ」で、車との信頼関係が変わる
スマートキーやキーレスの電池は、たった数百円の消耗品。
ですが、これを甘く見ると、大きな不便につながります。
- 出先で反応しない
- 無駄な工賃を払うことになる
- 家族を待たせてしまう
そうなる前に、「電池の型番を知っておくこと」「予備を1つ用意しておくこと」をおすすめします。
【未来のあなたへ】
この記事を読んでくださったあなたは、
“クルマに詳しくない=損する人”ではありません。
知識があれば、安心と節約、そして家族との時間を守ることができます。
カーラヴィングでは、そうした“小さな気づき”も大切にしています。
ご自身の車のスマートキー、
ぜひ一度チェックしてみてくださいね。