「この車、昔ぶつけたことあるんだよな……売れるのかな?」
そんな不安を抱えている方へ。
事故歴がある車=安く買い叩かれる、というイメージは根強いですが、売り方によっては相場より高く売ることも可能です。
今回は40代以上の男性に向けて、「事故歴ありでも高く売るための裏ワザ」を具体的に解説していきます。
まず知っておきたい「事故歴=マイナス」はどこまで本当か?
結論からいうと、「事故歴=買取NG」ではありません。
正しく伝えて、正しく売ることができれば問題ないのです。
事故歴があるとどのくらい査定に影響する?
2023年のオートオークションデータによると、
修復歴なしの同型車と比較した際の平均査定ダウン率は約13〜18%。
ただしこれは「全てを隠して売却した場合」において、
後でバレてトラブルになることを見越してのマイナスです。
裏ワザ①:事故歴を“正直に伝える”ことで信用を得る

「ウソをつかない」。これが一番効果的な裏ワザです。
「過去にリアバンパーをぶつけて修理したことがあります」と、
内容と対応を自分の言葉で説明するだけで、査定士の見る目が変わります。
なぜなら
- 隠す人が多い中での正直さは“誠実な管理”の証拠
- 売却後のトラブルリスクが低く、業者としても買いやすい
つまり、事故歴を正しく開示した方が、かえって高くなることもあるのです。
例:弊社の買取例で、事故歴あり車(右フロント修理)を“詳細に説明+写真提示”したことで、他店査定より+2.5万円で成約。
裏ワザ②:修理内容の記録を提示する
事故歴がある場合でも、「どこをどう直したのか」を示す資料があると大きな武器になります。
- 保険会社の修理見積書
- 板金修理の請求書
- 修理前後の写真
これらがあると査定士は「構造部への影響がない」と判断しやすく、
修復歴アリでも“軽度”扱いにできる場合もあります。
裏ワザ③:あえて“事故車専門”の買取店を使う
通常の中古車販売店は、事故歴あり車に対して慎重になる傾向があります。
一方で、事故車や不動車を専門に扱う業者は評価基準が異なります。
彼らは輸出・部品取り・再販ネットワークを持っているため、
「事故歴あり」でも高く買える理由があるのです。
全国対応している事故車専門業者に査定を依頼すると、通常の一括査定より平均+1.8万円だったというデータも(JPUC調べ)
裏ワザ④:事前に“見せ方”を整える
査定前にできる準備も大切です。
- 洗車&簡単な車内清掃
- 修理済箇所の状態を丁寧に拭き取る
- 傷や凹みの有無をメモしておく
これだけで「管理状態が良い」と判断され、
“事故歴ありだけど大事にされていた車”として扱われる可能性が上がります。
裏ワザ⑤:複数査定で“条件交渉”する
事故歴あり車でも、買取価格には数万円の差が出ることが多々あります。
ある40代男性が体験した例では
店舗 | 査定額 |
---|---|
A社(一般中古車店) | 15万円 |
B社(事故車専門) | 21万円 |
C社(地元業者) | 17万5,000円 |
→ 結果:事故内容を一番丁寧に聞いてくれたB社に売却決定
つまり、“事故歴の理解度”が高い業者を選ぶことが、金額アップのカギになります。
まとめ:事故歴があっても「売り方」で変わる!
- 事故歴=売れない、ではない
- 誠実に伝えることで信頼と価格がつく
- 修理内容や管理の見せ方が重要
- 専門業者をうまく使う
- 複数査定で金額の違いを見極める
事故車は“マイナス”ではなく、“工夫すればプラスにもなる”存在です。