「修復歴ありの車って、やっぱりやめたほうがいいの?」
この質問、正直よく聞かれます。
答えは、「選び方次第で全然アリ」です。
修復歴あり=絶対NGと思っていた過去の自分にこそ、伝えたい。
「正しい知識があれば、お得な選択肢にもなる」んです。
目次
そもそも「修復歴あり」とは?

修復歴車とは、車の骨格(フレームやピラーなど)を修理した車のこと。
国土交通省の定義でも、ただのバンパー交換や外板のキズ直しは「修復歴」になりません。
つまり、「事故車=全部修復歴」ではなく、
「車の芯までいじったかどうか」がポイントです。
修復歴あり車のリスクとメリット
項目 | 内容 |
---|---|
デメリット | ・将来の買取査定が下がる ・事故の程度がわからない場合がある |
メリット | ・価格が20〜30%安い ・部品交換で新品になっていることも |
実際、修復歴ありは「相場よりも20〜30%安い」のが魅力。
たとえば100万円の車が、修復歴ありなら70〜80万円で買えることも。
正しい「修復歴車の選び方」3つの鉄則
1. どこを修復したか「開示されているか」
例えば「フロントフレームの修正」や「リアピラー交換」など、
修復箇所がしっかり説明されている車は信頼できます。
2. 第三者の検査証があるか
AISやJAAAなど、第三者機関の検査済なら信用度アップ。
プロの目で確認された車は安心材料になります。
3. 試乗して違和感がないか
- ハンドルがまっすぐか
- 走行時に変な振動がないか
- ブレーキ時に片寄りがないか
これらは乗ってみてしかわからない大事なチェック項目。
修復歴ありでも“買取”はゼロじゃない
「修復歴車は買取不可」と思っていませんか?
実はそんなことはなく、
修復歴ありでも「状態が良ければ買取される」のが現実です。
特に、
- 定期点検がされている
- きちんと直されている証明がある
こうした車は、買取価格の「値下げ幅」も少なく済むんです。
まとめ:修復歴ありは「損」ではなく「選択肢」
安くて、でも不安。それが修復歴車の印象かもしれません。
でも、「どこをどう修復したか」「現状はどうか」をしっかり見極めれば、
むしろコスパ抜群の選択になる。
過去の私も知らずに避けてきましたが、
今なら「安心できる修復歴車」も堂々と勧められます。