「中古車を買ってみようかな…」
そんなふうに考え始めたとき、真っ先に浮かぶのは“本当に大丈夫かな?”という不安ではないでしょうか?
新車と違って、中古車は前のオーナーの使い方やメンテナンス状況によってコンディションが大きく変わります。ですが、いくつかの「見るべきポイント」さえ押さえれば、家計にもやさしく、満足度の高い買い物になるのが中古車の魅力です。
今回は、「初めて中古車を買う人が絶対に見るべき5つのチェックポイント」をCAR LOVING目線でわかりやすく解説します。
①「走行距離」は少なければいい…わけではない!
走行距離はたしかに大切な情報です。
一般的に年間1万kmが目安とされ、年式に対してあまりにも多いと“酷使された車”と見なされます。
ですが、少なすぎる車にも注意が必要。
5年落ちで1万km未満の車は一見「お得」に見えますが、「ほとんど乗られていない=エンジンやゴム部品が劣化している」可能性があります。
✅目安:年式×10,000km前後の車両が自然
✅不自然な距離の車は、整備記録簿をチェックしましょう
②「修復歴あり」でも問題ないケースとは?
中古車情報によくある「修復歴あり」という言葉。
これを見て「絶対ダメ!」と敬遠する方も多いのですが、実は内容によってはそれほど気にしなくても大丈夫です。
たとえば、バンパーやボンネットの軽微な修復であれば走行性能にはほぼ影響なし。
一方で、「フレーム」や「ピラー」といった車の骨格に関わる部分が修復されている車は注意が必要です。
✅「修復歴なし」=絶対に安全、とは限りません
✅大切なのは“どこを修復したか”です
③「メンテナンス履歴」は未来への安心

中古車購入時にもっとも安心感を与える書類が「点検整備記録簿」です。
これは車検や法定点検など、どのような整備がいつ行われたかを記録したもので、言わば“車の健康診断書”。
たとえば、オイル交換やタイヤ交換の履歴が定期的に残っている車は、前オーナーがしっかり管理していた証拠。
カーラヴィングでも、可能な限り記録簿付き車両をおすすめしています。
✅定期メンテの有無=車の寿命に直結
✅「記録簿あり」は査定でも有利に働きます
④「タイヤ」「バッテリー」は見落としがち!
意外と見逃しがちですが、購入後すぐに交換が必要になる可能性があるのが「タイヤ」と「バッテリー」。
これらは消耗品で、交換費用もばかになりません。
たとえば、軽自動車のバッテリー交換でも約1万円前後、タイヤ4本なら2~3万円が相場です。
「安いと思ったら、納車後すぐに出費が…」というケースも多いので、現車確認で残り溝や劣化状況をチェックしておきましょう。
✅見た目のきれいさだけで判断しないこと
✅消耗品の残り寿命は重要な“隠れコスト”
⑤「保証の有無」で購入後の安心が激変
カーラヴィングでも力を入れているのがこの「保証」の部分。
中古車は基本的に現状販売が多く、「買った直後にエンジン不調」なんてこともゼロではありません。
そのため、購入時に“保証の内容”をしっかり確認しておくことが大切です。
「最大5年保証(条件あり)」のように、万が一の際の費用負担を減らせる制度があると安心です。
✅保証内容が明記されているか必ず確認
✅「保証なし」での購入はリスクも要検討
まとめ:見るべき5つのポイントを押さえて、損しない買い物を
中古車は“値下げ”された新車とは違い、1台1台コンディションが異なる一点もの。
だからこそ、見るべきポイントを押さえることで、「後悔ゼロの車選び」が実現します。
もう一度ポイントを整理します
チェック項目 | 見るべき内容 |
---|---|
走行距離 | 年式に対して自然な距離か |
修復歴 | 修復箇所の部位と影響の有無 |
メンテナンス記録 | 定期的な整備履歴があるか |
タイヤ・バッテリー | 購入後の出費につながらないか |
保証 | どこまで保証されるか確認する |
これらをしっかり押さえれば、中古車選びで「失敗した…」という結果にはなりません。
中古車選びは「価格」より「中身」が大事!
価格だけで判断せず、中身をしっかり見て選べば、家計にもやさしく、安全で快適なカーライフがスタートできます。
「カーラヴィング」では、車選びで不安な方の相談にも無料で対応しています。
気になる車両がある方は、お気軽にLINEでメッセージください。