「5年乗るなら新車のほうが安心じゃないか?」
この質問はよくいただきます。ただ、2025年の沖縄の中古車市場を見ていると、むしろ“中古車リースのほうが得”になるケースが増えています。
今回は、新車と中古車リースを実際の数字で比べながら、どういう人が中古車リースで得をするのかをお伝えします。
2025年、新車と中古車リースの“総額”を比較してみる
2025年の平均的な費用を、軽自動車(通勤向けモデル)を例に整理すると、差は次のようになります。
| 項目 | 新車(5年) | 中古車リース(5年) |
|---|---|---|
| 車両代 | 約150万〜170万円 | 月1.2万〜1.6万円(総額72万〜96万円) |
| 自動車税 | 年1.08万円×5年=5.4万円 | リース料に含まれる場合が多い |
| 車検 | 2回(約14万〜16万円) | リース内容に含まれることが多い |
| メンテ代 | 別途 | 含まれるプランが主流 |
結果として、5年間の総額差が50万〜80万円生まれるケースもあります。
沖縄は車必須の生活環境ですが、距離も伸びやすく、できるだけ初期費用を抑えたい人が多いため、この差はかなり大きく感じられます。
主張:5年以内に乗り換える人は“中古車リースのほうが得しやすい”

リースの強みは、購入と違い「売却リスクがゼロ」という点です。
特に沖縄では、次のような理由で中古車の価値が落ちやすい傾向があります。
・紫外線での劣化
・塩害によるサビ
・距離が伸びる生活環境
こうした環境で5年後に売却を考えると、下取り額が下がってしまうことも珍しくありません。
中古車リースなら、返却すれば終わるため、買取の心配や値下げ交渉のストレスがありません。
経験談:合計で“40万円以上得した”というケースもある
以前、年間1.5万kmほど走るお客様が、軽自動車の新車と中古車リースで迷われていました。最終的に中古車リースを選ばれ、5年後に計算してみると、新車購入との差が約43万円。
理由はシンプルで、新車の価値が想定より早く下がってしまったためです。
沖縄の環境を考えると、このような差が生まれやすいことを実感しています。
読んだ人はどう変わるのか?
中古車リースの仕組みを理解すると、車にかける費用を“総額”で考えられるようになります。
その結果、
・無駄な出費を避けられる
・売却リスクに悩まされなくなる
・家計に余裕が生まれる
・車選びのストレスが減る
という未来が手に入ります。
多くの方が「新車が安心」と思いがちですが、5年以内に乗り換える予定があるなら、中古車リースは現実的で賢い選択肢になります。


