保証なし中古車購入の落とし穴:実際にあった“買い替えの悲劇”

保証なし中古車購入の落とし穴:実際にあった“買い替えの悲劇”

「安いから」と飛びついた中古車が、思わぬ高い買い物になることがあります。とくに保証がない車両を購入した場合、修理費用が想像以上に膨らみ、結局は“買い替え”に追い込まれるケースも少なくありません。今日は、実際にあった体験談を交えながら、このリスクを数字とともにお伝えします。


目次

保証がない中古車で起こりがちなトラブル

中古車は新車と違い、すでに一定の走行距離や年数を経過しています。そのため、故障リスクが高い部品が多いのは当然のことです。国土交通省のデータによると、10年以上経過した車の年間故障率は約27%にのぼります。
保証がない場合、この修理費はすべて自己負担。例えば以下のような費用がかかります。

修理内容平均費用の目安
エンジン載せ替え20〜40万円
トランスミッション交換15〜30万円
エアコン修理5〜10万円
電装系トラブル3〜8万円

「車両本体は安く買えたのに、修理費で新車が買えるくらいかかった」という声は決して珍しくありません。


実際にあった“買い替えの悲劇”

沖縄県内でもよく耳にするのが、保証なし中古車のトラブルです。ある40代男性のお客様は、50万円で購入した軽自動車にわずか3か月でトランスミッション故障が発生。修理見積りは25万円
「修理してもまた別の部品が壊れる可能性がある」と説明され、結果的に再度中古車を購入することになったのです。
安く買ったつもりが、実際には倍の出費になってしまう典型例です。


保証あり中古車を選ぶメリット

一方で保証付きの中古車は、購入時に多少値段が高くても長期的に得になるケースが多いです。
例えば、保証期間が2年ある車を購入した場合、エンジンやミッションの大きな故障でも自己負担はゼロ。仮に30万円の修理が発生しても、財布から出るお金はありません。

また、保証は販売店の「安心の証明」にもなります。保証を付けられるのは、その車の状態に自信があるから。つまり、品質がある程度担保されていると言えるのです。


まとめ:保証は“安心料”ではなく“必要経費”

中古車選びで「保証は要らない、安ければいい」と考えるのは危険です。保証があるかどうかで、最終的な総支払額は大きく変わります。

と、過去の自分に言いたいのですが、安さだけで判断して後悔する人は少なくありません。
「保証あり」を選ぶことで、余計な修理費用に悩まされることなく、家計にも心にも余裕を持ったカーライフを送れるはずです。

中古車購入は“買って終わり”ではなく“乗り続けてこそ価値がある”。その視点を忘れずに選んでいただきたいと思います。

保証なし中古車購入の落とし穴:実際にあった“買い替えの悲劇”

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