まだ間に合う!ローン残ってても高く売る方法

まだ間に合う!ローン残ってても高く売る方法

「ローンが残っているから、車を売るのは難しい…」
そう思っていませんか?実は、ローン残債がある車でも問題なく売却できるのです。むしろ手順を知っていれば、高額買取につなげるチャンスにもなります。今回は、その方法と注意点を分かりやすく解説します。


目次

ローン残債と車の所有権の関係

まず押さえておきたいのは「所有権」の問題です。
車をローンで購入した場合、所有者欄は以下のどちらかになります。

  • 信販会社・ディーラー名義 → 所有権留保と呼ばれるケース
  • 自分名義 → ローンは残っていても売却しやすい

例えば、2023年に全国自動車公正取引協議会がまとめたデータによると、ローン購入車の約6割は所有権留保の形で登録されています。つまり、多くの方が「売りたいのに名義が自分じゃない」という状況なのです。


ローン残債があっても売れる3つの方法

① 買取額で残債を一括精算

もっともシンプルな方法がこちら。
査定額がローン残債を上回る場合、そのお金でローンを完済し、所有権を解除できます。

例)ローン残債:80万円/買取額:100万円
→ 20万円のプラスで売却完了


② 買取業者に「残債精算」を代行してもらう

最近は買取店が金融機関と直接やり取りをして、残債を精算してくれるケースも増えています。
この方法を使えば、手続きの煩雑さを回避でき、即日売却が可能になることもあります。

ただし、業者によって対応の可否が異なるため、事前確認は必須です。


③ 残債を超える分を自己資金で補う

もし査定額がローン残債を下回った場合でも、自己資金で不足分を補えば売却できます。

例)ローン残債:120万円/買取額:100万円
→ 自己資金20万円を追加して売却成立

一見損に見えますが、「維持費」「車検」「保険料」を考えると、早めに手放すほうがトータルでお得になる場合も多いです。


高く売るためにやるべき準備

  1. 複数査定を受ける
    一社だけでは相場より安く提示される可能性があります。
    JADRI(日本自動車流通研究所)の調査では、3社以上査定を受けた人は平均7.8万円高く売れているというデータもあります。
  2. 残債証明書を用意する
    金融機関から「残債証明書」を取得しておくと、交渉がスムーズです。
    証明書には残債額が明記されるため、業者側も安心して手続きを進められます。
  3. 車の状態を整える
    ちょっとした清掃やタイヤの空気圧調整だけでも、査定士の印象は変わります。
    ただし過度な修理や高額なメンテナンスは不要。コストをかけずに見た目を整えるのがポイントです。

「売るタイミング」で損益が変わる

ローン残債がある車は、売却のタイミングが非常に重要です。
中古車市場は需要によって価格が変動します。

  • 3〜4月:新生活需要で相場が上昇しやすい
  • 9月・12月:決算期セールに合わせて買取強化されやすい

同じ車でも、売却時期が1〜2か月違うだけで数万円の差が出ることも珍しくありません。


まとめ:ローン残り=売れないは誤解

ローンが残っていても車は売れます。むしろ正しい知識を持つことで、買取額を最大化するチャンスになります。

  • 所有権留保の有無を確認する
  • 複数社に査定を依頼する
  • 残債証明書を準備する
  • タイミングを意識して売却する

これらを押さえるだけで、査定額が数万円〜十数万円変わることもあります。

「ローンが残っているから…」とあきらめる必要はありません。
むしろ行動が早いほど、値下げリスクを回避し、家計にプラスを生む結果につながります。

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