「10年落ちって、やっぱりすぐ壊れるんでしょ?」
そう思っていませんか?
実はそれ、半分は正解、でも半分は間違いなんです。
実際、10年以上前の中古車でも快調に走っている車種はたくさんあります。
そして、そういう車にはちゃんとした“共通点”があるんです。
目次
なぜ「10年落ち=壊れる」と思われるのか?

日本の車検制度や買い替え文化もあって、
「新しいほど安心」「古いほど不安」と思いがち。
でも実際のところ、日本自動車工業会の調査では
国内の自動車平均使用年数は「約13.8年」。
つまり、10年落ちでもまだ3年以上は普通に乗られている計算です。
それに、トヨタやホンダなど国産車は耐久性が高いことで有名。
「古いからダメ」というのは、正しくないと過去の自分に言いたい…。
壊れにくい10年落ち車種ランキング
実際の市場や整備士の意見をもとに、
壊れにくいと言われる代表的な車種を挙げます。
ランク | 車種 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | トヨタ プリウス | ハイブリッドでも故障少ない |
2位 | ホンダ フィット | 小回り&シンプルな構造 |
3位 | 日産 ノート | 基本設計がしっかり |
4位 | スズキ ワゴンR | 軽なのにエンジンがタフ |
5位 | ダイハツ ムーヴ | 維持費も安く壊れにくい |
とくにプリウスは、走行20万kmでも元気という話も珍しくありません。
「ハイブリッドは壊れる」と思っていた方、意外じゃないですか?
どう見極める?「壊れにくい車」の選び方
ただし、10年落ちであっても
- 整備記録簿があるか
- 定期的にオイル交換されているか
- 消耗品(タイヤ・バッテリー)が交換済か
こうした過去のメンテナンス履歴がある車は圧倒的に安心です。
さらに、車種別の弱点を事前に知っておくことも重要。
プリウスなら「バッテリー寿命」、ワゴンRなら「CVT(変速機)の劣化」など。
ポイントを抑えれば、故障リスクはぐっと減ります。
まとめ:「古い=損」はもう古い考え方
10年落ちでも「いい車」は山ほどある。
その見極め方さえ知っていれば、
安く買って、長く乗って、買取でもそこそこ値段がつく。
「10年落ち=壊れる」と決めつけて、新車や高年式だけにこだわるのは、
ある意味“無駄な出費”かもしれません。