「え、こんなことで!?」中古車査定で損しないために知っておきたいこと
中古車を手放すとき、どうせなら“1円でも高く売りたい”のが本音ですよね。
でも実は、「たったこれだけ」で1〜3万円、時には10万円以上も査定額が変わることがあるんです。
今回は、30代・既婚・子ども1人という“がんばるパパ”が、査定で損しないために知っておくべき3つのチェックポイントをご紹介します。
1. チャイルドシートの跡…まさかの減点対象!
お子さんがいる家庭ではほぼ100%設置されているチャイルドシート。
実は、そのシート跡や擦れが査定で減点されるってご存知でしたか?
【実例】
「納車前にチャイルドシートを外したら、後部座席にくっきり凹みが…。
査定時に“内装劣化”と判断され、マイナス2万円になりました(沖縄県那覇市・Kさん)」
【対策】
- 定期的に設置場所をずらす
- 薄手のクッションマットや滑り止めシートを使う(100均でもOK)
- 売却前にプロのシートクリーニングを検討(相場1万円前後)
2. 車内の“におい”は強敵!タバコ臭・ペット臭は要注意
どんなに見た目がキレイでも、“におい”は査定員の心象を大きく左右します。
特に中古車業者にとって再販売しづらいのが、以下のにおい:
- タバコのにおい(ヤニ含む)
- ペットの毛や体臭
- ファストフードなど油系のにおい
【数字で見る査定】
においの強い車は平均2〜5万円査定ダウンすることもあると言われています。
【におい対策】
- 重曹・コーヒー豆など自然派脱臭(100均グッズでも十分)
- 換気を徹底(窓全開で数時間)
- 内装の拭き掃除+ファブリーズ系の除菌・消臭スプレー
3. 見落とされがち…“タイヤの山”と“バッテリーの寿命”

中古車の査定では、消耗品の状態もチェック対象になります。
なかでもタイヤとバッテリーは、交換費用が高いだけに見逃せません。
【交換コストの目安】
- タイヤ4本:約4〜6万円
- バッテリー:約2〜3万円
これらのパーツがヘタっていると、査定額からその分を差し引かれる可能性が高いです。
【売却前に確認を】
- タイヤの溝が3mm以下なら要注意
- バッテリーが2年以上経過していたら、電圧チェックを
なお、交換するよりも「状態を把握して説明する」方がコスパ的に◎です。
家族との思い出はそのままに、“高く売る”という選択を
30代パパにとって、クルマは「家族との時間を運ぶパートナー」。
でも次の買い替えに向けて、資金を少しでも多く確保できたら――
それはきっと、未来の家計を支える大きな一歩になります。
【まとめ】今日からできる!査定額アップの3つの習慣
✅ チャイルドシート跡対策は“ずらす・敷く・キレイに”
✅ におい対策は100均グッズ+こまめな換気と掃除
✅ 消耗品の状態を把握しておく=査定マイナスを防ぐ武器に!